2017.10.24
企業がお年賀を贈るベストな時期と相場は?
新年といえば、年始まわりのご挨拶は欠かせません。
お年賀を持参して新年のご挨拶に伺えば、これからのお付き合いをますます深める良い機会となることでしょう。
さて、取引先へのご挨拶の際、いつまでにお年賀を持って行ったらよいのでしょうか?
また、いくらくらいのものを持っていったらよいのか、頭を悩ませるところですよね。
今回は企業がお年賀を贈る際、ベストな時期と相場についてご紹介いたします。
お年賀を贈る時期は?
一般的に、正月三が日に伺う新年の挨拶の際の手土産を『お年賀』と呼びます。
ビジネスシーンでは、三が日に休暇を取る企業も多いため『1月7日までに行く』というのが、マナーといわれています。念のため、先方の年始の営業日を確認しておくと安心ですね。
小正月の1月15日までに伺えばよいとされる地域もありますが、松の内(1月7日まで)に済ませるのがベターといえるでしょう。
お年賀は持参するのがマナー!
新年の挨拶のとき、注意したいのがお年賀の渡し方。
実は、デパートなどから『宅配で贈る』のはNGです!お年賀は持参してください。
顔を合わせて手渡しすれば、気持ちも伝わりやすくなるでしょう。
そのほか、知っておきたいお年賀のビジネスマナーについて、以下の記事でご紹介しています。
目からうろこの『年始まわりに欠かせないお年賀のビジネスマナー!』、ぜひご参考になさってください。
気になる お年賀の相場は?
ところで、いくらのお年賀を贈るか悩んでしまった経験のある方は多いのではないでしょうか。
受け取る側も、高すぎても、安すぎても困惑してしまうかもしれません。
一般的にはどれくらいの金額のものが贈られているのでしょうか。お年賀の相場について知っておきたいという方も多いはずです。
そこで、お年賀にまつわる調査を行っている、ギフト総合研究所から、現在のトレンドを探ってみました。
ギフト総合研究所の調査によると、お勤め先で『取引先(お客さま)』からお年賀を受け取る場合の相場は『1,000円程度』が約半数を占めます。次いで『3,000円程度』が3割強。お客さまからは、1,000円~3,000円程度の手頃な品をいただくケースが多いようです。
『取引先(発注先)』からのお年賀では『1,000円程度』『3,000円程度』『5,000円程度』が横一線に。『5,000円以上』のお年賀も『取引先(お客さま)』の場合の約2倍に増えています。
これは、取引先との関係性によってケースバイケースといえるのかもしれません。
いくらくらいの品を贈るべきか判断がつきかねる場合は、上司などに相談するとよいでしょう。
お仕事関係の間柄でも、先方のご自宅にお年賀をお持ちするケースもあります。
この場合、『3,000円程度』~『5,000円程度』が主流で『5,000円以上』の価格帯の割合も比較的高くなっています。新年からご自宅を訪ねてごあいさつするほど、お世話になっている方がお相手ですので、価格帯も上がるのでしょう。
ちなみに『社内の方』向けは『1,000円程度』~『3,000円程度』がトレンドのようです。
調査実施:ギフト総合研究所
※昨年にお年賀をもらった20代・30代・40代・50代・60代以上の男女400名にインターネット調査(調査期間:2016年11月9日~11日)
お年賀にはどんな品が贈られているの?
お年賀は『本年もよろしく』と気持ちを込めた贈り物です。
では、皆さんどのようなお年賀に想いを乗せているのでしょうか。
個人向けのお年賀で『食品』『和菓子』『洋菓子』が上位を占めるのに対し『タオルなどの日用品』が企業向けのお年賀の断トツ1位です。
また、5位の『洗剤などの消耗品』と合わせると『日用品・消耗品』で半数以上を占めています。
企業向けのお年賀では、食べ物よりも『日用品・消耗品』が主流といえそうです。
なお、食品・お菓子以外のお年賀を贈りたい方や、何を贈ったらよいか迷ってしまった方は、ぜひ『新年のご挨拶におすすめの企業向けお年賀商品ランキング!』をご覧ください。
新年の最初のご挨拶、マナーとトレンドをしっかり押さえて、お客さまや取引先との良好な関係を築いていきましょう!
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