2017.08.31
年始まわりに欠かせないお年賀のビジネスマナー!
新年の仕事始め、ビジネスマンにとって重要な取引先へのご挨拶回り。
その際、欠かせないのが手土産の「お年賀」ですね。
新しい年を迎え、また一年お世話になる取引先へのご挨拶ですから、感謝の気持ちを伝えつつ、変わらぬお付き合いのために、手土産をお持ちになることをおすすめします。
もちろん、心象をよくする効果もありますが、単純に受け取った方の喜ぶ表情が見られるのは嬉しいものです。
ところで、お年賀のビジネスマナーってきちんと知っていますか?
常識なようで、意外と学ぶ機会も少なく、
「あれ? これでよかったっけ!?」
「マナー違反をしてしまっていないかな!?」
と、内心ドキドキ・ヒヤヒヤしてしまった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、年始の挨拶まわりの際に気を付けたい『お年賀にまつわるビジネスマナー』をご紹介いたします。
お年賀はいつまでに渡すのがマナー?
本来、お年賀は正月三が日にあたる1月1日~1月3日に行う新年のご挨拶の際、持参する手土産のことを指します。ビジネスの場合、いつ頃までに持参すればマナー違反にならないのでしょうか。
一般的に松の内、つまり1月7日までに行くのがマナーとされています。
「あけましておめでとうございます」のご挨拶とともに、お年賀を持参して手渡しましょう。
地域によっては小正月の1月15日まで大丈夫なところもあるようですが、できる限り、松の内の間に伺うのがよいでしょう。
とはいえ、松の内の終わる直前に「あけましておめでとうございます」と言っていると
『いつまでも正月気分が抜けていない』と思われてしまう恐れも!?
時期によっては「本年もよろしくお願いいたします」と挨拶する方がベターでしょう。
なお、渡し方にもマナーがあり、持参して手渡しするのがお年賀の基本です。
うっかりやってしまいそうですが、デパートなど販売店からの直送はタブーとされているので気をつけてくださいね。
お年賀を用意する際に気を付けるべきマナーは?
お年賀を用意する段階で
「どうすればいいんだっけ?」
と迷いがちなのが、お年賀の熨斗(のし)ではないでしょうか。
ここからは、熨斗のマナー、ルールについても確認していきます!
お年賀には『のし紙』をかけるのがマナーとされています。
中を開けなくてもわかるように、包装紙の上からかけましょう。
その際、のし紙は紅白のお祝い用の『蝶結び』の水引を用います。
『御年賀』と表書きし、水引の下に会社の名前を入れるのが一般的です。
松の内を過ぎてしまった場合は、表書きを『お年賀』にせず『寒中見舞い』『寒中お伺い』とし持参しましょう。当方、または先方が喪中のときも、お年賀ではなく、寒中見舞いにします。
お年賀におすすめの品物は?
お年賀に何を選ぶかは、センスが問われるところです。
基本的には、こちらが贈りたいものを押しつけずに、取引先が喜ぶものを選びましょう。
お年賀の定番といえば、菓子折りですね。
『日持ちするもの』『一つずつ個包装のもの』にするなど、もらう側に立ったときに嬉しいポイントを押さえておきます。
なお、以下の記事では菓子折り以外で喜ばれるおすすめのお年賀、人気商品をランキング形式で紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
https://matsuura-shiki.co.jp/blog/onenga-ranking-201708/
→新年のご挨拶におすすめの企業向けお年賀商品ランキング!
お年賀を渡す際に気を付けるべきマナーは?
次に、お年賀を手渡しする際に気を付けるべきマナーを二つ、ご紹介します。
一つ目は、渡すタイミング!
いつ手土産を渡すべきか、タイミングを迷ってしまった経験、ありませんか?
手土産は打ち合わせの開始前、着席する前にお渡しするとよいでしょう。
二つ目に気を付けるべきマナーは、手土産を入れてきた紙袋について。
渡すときには紙袋から出し、正面を向けて差し出すのがマナーです。
案外、紙袋ごと渡してしまいがちなので、注意してみてください。
紙袋は折りたたんで持ち帰りましょう!
以上が、年始に欠かせないお年賀にかかわるマナーです。
今年もお世話になります、と想いを込めて渡すお年賀なので、作法に添ってお互い気持ちよく新年を迎えたいものですね。
うっかりやってしまいがちなマナー違反、あるいは今まで知らずにいた、目からうろこのお年賀マナー。ぜひ参考にしてみてください!
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