2019.12.04
ビジネスでも役立つ!年末のご挨拶、お歳暮の渡し方【マナー】
2019年も残りわずか。そろそろ取引先やお世話になった方への年末のご挨拶について考え始めている方も多いのではないでしょうか。
せっかくの1年の締め括りとしての挨拶ですから、迷惑をかけたり、マナーを守れず悪い印象を与えることのないようにしたいものです。そこで、今回の記事では「年末のご挨拶、お歳暮の渡し方」についてのマナーや注意点についてご紹介します。
年末のご挨拶の目的とは?
ビジネスマンにとって年末のご挨拶は欠かせないものです。では、そもそもどのような目的があるのでしょうか。
年末のご挨拶は、日頃の感謝を改めて伝えることが主な目的とされています。来年へ向けて相手との関係性をより良好にするためのコミュニケーションと言えるでしょう。取引先に限らず、社内の同僚や上司、周囲の知人などお世話になっている方々へ感謝の気持ちを伝えることも重要です。
年末のご挨拶にベストなタイミングはいつ?
ご挨拶に伺う時期として一般的なのは、12月16日以降と言われています。社外であれば最終営業日の午前中までに伺うようにしましょう。それより前だと早すぎる印象を持たれてしまうかも知れませんし、何より年末モードに突入していない方もいらっしゃる可能性があります。
なお、クリスマス休暇の文化のある企業もございますので、あらかじめ先方の営業日は確認しておきたいところです。
年末のご挨拶のマナー
年末は企業も個人も多忙な時期。スケジュール調整の負担をかけない目的から、必ずしもアポイントは必須ではありません。とはいえ、上司が同行する場合などはアポイントを取ったほうが安心です。いずれにしても、あまり長居しないよう配慮しましょう。5分~15分程度の立ち話で済ますケースがほとんどです。相手に余計な時間を取らせないこともマナーのひとつと言えます。
また、こうした場面では形式ばった挨拶になりがち。それを回避するためには具体的なエピソードを織り交ぜましょう。定型文のような言葉よりも、お相手の記憶に残りやすく、話も盛り上がります。ちょっとした世間話やささいなことでも構いませんので、挨拶をきっかけにコミュニケーションを取るように心がけてください。
万が一、担当の方にお会いできなかった場合は、名刺を残しておきましょう。その際、名刺に「謹賀新年」などのスタンプが押してあったり、一言メッセージを添えると、気持ちが伝わるはずです。
年末のご挨拶に適した手土産や渡し方は?
手土産がなければマナー違反というわけではありませんが、会社を代表して挨拶に行くのなら自社のノベルティ・販促品を持参することも多いのではないでしょうか。カレンダーやタオルなどを手渡して、感謝の意を伝えます。
個人的にお世話になった方がお相手なのであれば、お歳暮を用意してもいいでしょう。その場合、お相手が恐縮しない程度のお品物が◎。事前に好みのものをリサーチしておいてもいいですし、あるいはオフィスで配りやすいお菓子も喜ばれます。
なお、初対面ではないため、手土産・お歳暮を手渡す頃合いはいつでも問題ありません。持参した袋から出して、両手を添えて丁寧にお渡ししましょう。ちなみに、袋はお渡しせずに折りたたんで持ち帰るのがマナーです。
「ビジネスでも役立つ!年末のご挨拶、お歳暮の渡し方【マナー】」 まとめ
年末のご挨拶と聞くと、儀礼的に考えてしまいがちです。しかし、本当に大切なのは「感謝をお伝えして、新年を迎える」という目的を果たすことにほかなりません。
最低限のマナーは守らなければなりませんが、あまり堅苦しく考えすぎる必要はないのです。お相手とさらに関係性を深める機会として活用してみてはいかがでしょうか。
なお、年始のご挨拶のマナーについては以下の記事でご紹介しています。ぜひご参考になさって下さい。
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